今となってはすっかり寂れた感のあるLinuxディストリ屋さんですが、生き残ったディストリ屋の日常はこんなことをしています。出勤は、こんな感じ。
L1(レベル1)&L2サポート係の人はサポート開始時間があるので、出勤が早いです。一方でL3サポートの人は出勤が遅いです。相手も遅いので、遅い方が好都合かもしれません。
L3サポートというのは、サポートの中のサポートで、(自社またはメーカーの)サポート係が解決できない問題にあたる人です。通常ディストリビューターが持ってますが、とても希少な人たちです。
超大手メーカーの中にはL3を自前で持っているところもあります。なんでかというと、世の中のディストリ屋は日本にL3がないからです。北米に問い合わせていると緊急事態に対応できないのです。最後は海外任せ、というのがまずいとなるとL3を持たざるをえないわけですね。しかしこれは高コストになってしまう可能性があります。まあ、それでもお金を払ってもいい、というお客様のためのものではあるのですが。私が思うに、そこまでやるならLinuxディストリも自前で作った方が安上がりだと思うんですけど。お客さんがブランド指定だから仕方ないんですね。他社の大手ブランドを自社で支えているメーカーさん。変な構造です。
コンサルティングを手がける人たちは、お客様直行のこともあります。
私の所属するディストリ作り隊は、早くもないし、遅くもない、というところです。あえて言えば、時差1時間の中国とのやりとりがあるので、それに間に合うように来ることになります。
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